
寄贈したスマパチ
余暇進(井上美昭会長)は2026年8月、愛知県豊田市の精神科専門病院・仁大病院に、SANKYO製のスマートパチンコ(スマパチ)3台を寄贈した。スマパチの導入は同院で初めてで、既存の遊技設備(島)を解体して新しい設備に入れ替える工事も併せて実施した。入院患者のレクリエーションや認知症ケアの幅が広がることを期待している。
余暇進は社会貢献活動の一環として、2001年11月から同院にパチンコ遊技機と設備機器を寄贈している。会員企業のSANKYOの協力を得て、毎年、遊技機の提供と設備機器のメンテナンスを続けてきた。これまでの取り組みに対し、仁大病院から感謝状が贈られているほか、余暇進もSANKYOの長年の功績を称え、定時社員総会で感謝状を贈呈している。
仁大病院は認知症医療で先駆的な取り組みを進め、2002年に愛知県で初めて認知症疾患治療病棟を開設した。医師、看護師、心理士、作業療法士、精神保健福祉士ら多職種が連携し、認知機能評価や心理検査、作業療法、家族支援を組み合わせた総合的なケアを提供している。光や音楽、視覚、触覚など多感覚刺激を組み合わせ、認知症の周辺症状へのアプローチや独自の研究にも取り組んでおり、寄贈された遊技機を活用した認知症ケアも実施し、パチンコを用いたリハビリテーション効果について学会で事例を報告している。
今回の寄贈にあたり、舟橋理事長はパチンコ遊技の効用について「パチンコは、目で見て、耳で聞き、指でハンドルを操作するという三つの刺激が同時に身体に伝わり、大脳皮質にもその刺激が伝わる。脳への好ましい作用として、適度な緊張感と達成感による脳機能の維持・活性化が挙げられる。まず、目まぐるしい視覚情報の処理やハンドル・ボタンの操作は、運動や知覚情報を統合する頭頂葉や側頭葉を刺激する。数字や図柄のパターンを追いかけるプロセスは、記憶や空間認識に関わる海馬や後頭葉の血流を促す効果がある。大当たりなど『期待通り、または期待以上の成果』を得た際にはドーパミンやエンドルフィンが分泌され、ストレス解消や意欲の向上、気分転換といった精神面での好影響がもたらされる。認知症の予防や、精神疾患の患者への効果が考えられる」と話した。
余暇進は今後も、継続的な支援を続けていく方針だ。


新台の設置・稼働確認