アミューズメントプレスジャパン、エンビズ総研、シーズ3社共催のホール向けセミナー「データを紐解きプレイヤー動向を探る~パチンコ・パチスロプレイヤー調査2019~」が、さる6月13日に都内墨田区にあるグローリーナスカ会議室で開かれた。
今回のセミナーでは業界に山積する多くの課題をどのように捉え、どのように対応していくのか、20年以上実施している「パチンコ・パチスロプレイヤー調査」を始めとした各種データを分析しながら、生き抜く確率を高める意思決定のヒントを探った。
セミナーは3部構成で行われ、1部ではアミューズメントプレスジャパン出版事業部統括部長の田中剛氏による「環境の“肌感覚”ではわからない市場動向」、第2部では遊技産業未来研究所代表取締役の中野忠文氏による「データを見る思考をチェンジ!劇的に変わる数字の真実」、第3部ではエンタテインメントビジネス総合研究所代表取締役の藤田宏氏による「直面する課題を生き抜くための情報戦略」が行われた。
中でも、藤田氏は今後の業界を取り巻く出来事として、消費増税、健康増進法、完全新基準機移行への対応をパチンコ・パチスロプレイヤー調査結果を挙げながら解説、「これら契機の情報が必要とされる時にその情報を効果的且つ効率的に探し出し、精査し、使うことができる能力、即ち幹部の“情報リテラシー”を上げることが生き抜くための戦略でもある」と強調した。
なお、同セミナーは大阪でも開催している。