セガサミーホールディングスは11月1日、2019年3月期の中間決算を発表。売上高1,710億円(前年同期比12.2%減)、経常利益91.3億円(同63.8%減)、純利益67.0億円(62.3%減)と減収減益となった。
遊技機事業では上期、パチスロ1.2万台(前年同期は7.5万台)、パチンコ11.7万台(同11.9万台)を販売した。パチスロは「ディスクアップ」(第1四半期販売)が市場からの支持を集めたものの、大型タイトルの投入が無く販売台数が大幅減。パチンコは今年9月導入の「ぱちんこCR真・北斗無双 第2章」が約6.3万台販売するなどして前年同期と同じ水準の販売台数を維持した。その結果、遊技機事業単体も売上高586.4億円(前年同期比33.7%減)、営業利益96.7億円(同54.9%減)と業績を落とした。
下期はパチスロ8タイトル、パチンコ6タイトルの投入を計画する。パチスロは6号機の販売を開始(パチスロチェインクロニクル、パチスロ蒼天の拳 朋友など)するとともに、ユニバーサルエンターテインメントと共同で開発を進めているZEEG筐体の投入を予定。パチンコは旧規則機を中心に販売する一方で、日工組の内規変更(65%規制撤廃)に対応した遊技機の開発を進めていくという。
通期の連結業績予測は、直近発表値から変更はなく、売上高3,900億円、経常利益160億円、純利益120億円を見込んでいる。