高知のホール企業「浜幸」が破産申請

高知市に本社を置き、パチンコホールなどを運営する㈱浜幸ほかグループ3社(有限会社ワイエム商事、有限会社ハマダエンタープライズ、有限会社プログレス)が、7月1日までに事業を停止し、自己破産申請の準備に入った。負債額はグループ企業全てで約40億円。複数の信用調査機関が伝えた。

㈱浜幸は昭和28年に設立(創業は昭和24年)。グループ企業含め、ピーク時には「Passo朝倉店」、「CIRSLE8」など高知市内で4店舗のパチンコホールほか飲食店等を運営し、平成8年3月期には約129億1,300万円の売上高を計上していた。

その後は、パチンコ離れや大手資本の進出による競合激化から経営環境は厳しさを増し、不採算店舗を閉鎖。また、不動産の売却等も実施して金融債務の圧縮を図り、28年3月末には一部金融債務の整理を実行。しかし、多額の金融債務を抱えた経営が続き、出玉規制等の外的要因の発生もあり支え切れず、事業継続を断念したという。

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