ダイナムJH、中間期は営業経費削減で利益増

㈱ダイナムジャパンホールディングス(佐藤公平取締役会議長 兼 代表執行役)は11月21日、2017年9月中間期の連結決算を発表した。

同期の貸玉収入は3,971億2,700万円(前年同期比4.6%減)、営業収入は772億1,100万円(同3.3%減)、税引前中間利益は84億600万円(同26.7%増)、中間利益54億3,400万円(同42.3%増)。貸玉収入及び営業収入は高射幸性遊技機の撤去などで減収となったが、販促費や設備修繕費など営業経費の削減(※営業費用は前年中間期の724億円に対し、今中間期は697億円)で、中間利益は大幅な増収となった。

パチンコホール事業において同社では今後、新規則を控え、効果的な機械投資、営業技術力の強化、ローコスト経営の徹底などに取り組むとした。同社は今回の規則改正に対し、業界の健全化の促進、遊技人口拡大のチャンスと期待しており、業界変化に向けた施策の実行により、さらなる企業成長を実現していく意向だ。

なお同社傘下の店舗数は今年9月末で450店舗(高貸玉180店舗、低貸玉270店舗)となり、前年同期に比べて6店舗増加している。

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