パチスロ6号機、新たに20型式が適合

保通協は12月3日、11月中に実施したパチンコ・パチスロの型式試験等の実施状況を発表した。

注目されるパチスロ6号機の適合状況は、同月中に結果書が交付された86型式のうち20型式が適合。適合率は23.3%と低調な推移となっているものの、適合数は10月に続いて過去最多を更新した。

パチンコの適合状況は、結果書が交付された73型式のうち、適合が39型式、不適合が34型式、適合率53.4%となった。

型式試験に持ち込まれた機種数を示す受理件数は、パチンコが81件(前月比-1件)、パチスロが83件(同比-1件)と、高い水準で推移した。

パチスロ6号機の市場投入数は、依然として少ない。初めて適合が確認された今年5月以降、11月末までで計72型式が適合しているが、現段階で市場投入(リリースのみの機種も含む)に至った機種は10機種にも満たない。先般、全日遊連が高射幸性パチスロ機を削減する自主規制の期日延期を決議するなど、6号機の供給不足が業界に影響を及ぼし始めていることは周知の通り。十分な数の6号機の市場投入が待たれる。

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