豊丸産業、パチンコ事業を停止 7月31日で終了


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豊丸産業株式会社_ホームページ

豊丸産業(永野光容代表取締役社長)は、事業環境の悪化や経営状況を踏まえ、令和8年7月31日をもってパチンコ事業を停止することを決定したと発表した。

同社は創業以来続けてきたパチンコ事業の撤退について「誠に苦渋の決断」とし、「お取引先の皆様には多大なるご迷惑、ご心配をおかけいたしますこと、心より深くお詫び申し上げます」と陳謝した。一方で、「お客様、販売代理店様、仕入先様、協力会社様をはじめ、多くの取引先ならびに関係者の皆様から賜りました長年にわたるご支援、ご愛顧、ご厚情に対し、心より熱く御礼申し上げます」と感謝を述べ、「事業停止による影響をできる限り最小限に留められるよう、最後まで誠意を持って対応する」としている。

これに伴い、東日本営業所(東京都台東区)と西日本営業所(大阪市浪速区)の2拠点を令和8年8月31日付で閉鎖する。閉鎖後は名古屋本社に「お問い合わせ・サポート窓口」を設置し、対応する予定で、詳細は対象顧客に個別連絡する。

パチンコ機の部品交換など保守対応についても、供給や書類発行の終了時期を対象の顧客に個別に案内する方針。契約・請求などの事務手続きも同様に個別対応とし、顧客データや個人情報は関連法令および同社のプライバシーポリシーに基づき適切に管理・保存し、保存期間経過後は消去するとしている。

福祉事業機器の販売などを行う未来事業については、事業拡充に向けて運営体制の見直しを進めているとして、新体制が決まるまでの間、新規注文と新規導入の受付を一時停止する。ただし既存製品「トレパチ」「トレパチテーブル」「TANO」等の保守対応や問い合わせは継続するとしており、商談中・見積依頼中の案件についても担当者から個別に連絡するとしている。

また、ファンに向けては、現在ホールに設置されている同社パチンコ機については、検定期間中は各ホール判断で引き続き運用可能で、直ちに遊技ができなくなるものではないとしている。

同社はファンに対しても「多くの遊技者の皆様に支えられ、数多くの遊技機を送り出すことができた」とこれまでの支持に感謝を表明。公式ホームページ、YouTubeチャンネル、公式X(旧Twitter)などは当面閉鎖せず、更新頻度を下げつつ情報発信を続けるとしている。

豊丸産業は長年知られる老舗パチンコ機メーカーとして、独自の遊技機でファンを獲得してきた。今回の事業停止は、業界全体の厳しい環境を象徴する動きの一つとなりそうだ。


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