公益財団法人日本生産性本部の余暇創研は7月16日、「レジャー白書2026」の速報版をオンラインで公表した。
本年秋に発行予定の「レジャー白書2026」は、2025年の国民の余暇意識および余暇活動への参加実態調査の結果をまとめたもので、調査は本年2月に全国の15~79歳の男女を対象にインターネットを通じて行われ、有効回答者数は3,279人。今回公表した速報版は、各種目の参加率、年間平均活動回数、年間平均費用、参加希望率の推計値で、参加人口と市場規模については現在集計中とのこと。
娯楽部門に属するパチンコの参加率は前年比0.3ポイント増の7.4%で、年間平均活動回数は5.5ポイント減の25.5回、年間平均費用は9万3,000円で前年より3,100円増加した。パチンコを今後やってみたい、継続したいという人の比率を表す参加希望率は5.0%で前年より0.4ポイント減少している。

速報版では全体の主なポイントとして以下を挙げている。
■余暇時間、余暇支出ともに2024年より減少したとの回答が多数に
・余暇時間と余暇支出について、2024年より「増えた」と回答した人と「減った」と回答した人の割合の差分を示す「ゆとり感指数」は、余暇時間でマイナス0.8、余暇支出でマイナス2.1となった。余暇時間は2018年以来、余暇支出は2022年以来のマイナスとなった。
■仕事より余暇を重視する「余暇重視派」は過去最高の2024年より減少
・仕事(勉強や家事を含む)と余暇のどちらを重視するかを尋ねたところ、余暇重視派(「仕事よりも余暇の中に生きがいを求める」「仕事は要領よくかたづけて、できるだけ余暇を楽しむ」の合計)が66.3%となり、過去最高であった2024年(67.8%)から微減。
■余暇活動参加率では、「国内観光旅行」が4年連続1位
・余暇活動の参加率は「国内観光旅行(避暑、避寒、温泉など)」が、47.7%で4年連続の1位。2024年(48.3%)からは微減。コロナ禍前の2019年(54.3%)の水準には至っていない。
・2位は「外食(日常的なものは除く)」(39.5%)で2024年から3.9ポイント増。一方、前年2位の「動画鑑賞(レンタル、配信を含む)」(36.4%)は1.7ポイント減少し3位。4位は前年5位の「音楽鑑賞(配信、CD、レコード、テープ、FM など)」(34.6%)、5位は前年7位の「映画(テレビは除く)」(33.7%)となった。
■潜在需要では、「海外旅行」「国内観光旅行」が前年に引き続き1位、2位
・各種目の希望率と参加率の差を「潜在需要」として算出したところ、1位が「海外旅行」(15.5%)、2位が「国内観光旅行(避暑、避寒、温泉など)」(14.9%)と、2024年と同様の結果となった。ただし、2024年と比べて「海外旅行」は2.1ポイント、「国内観光旅行」は0.9ポイント減少。いずれも希望率が低下したことが主な要因。
■一人あたりの平均参加種目数は10.0種目
・一人あたりの平均参加種目数は2024年より0.2種目減少し10.0種目。コロナ禍の2020年(9.9種目)、2021年(9.7種目)よりは多いものの、2022年(10.1種目)を下回った。また、2019年(12.3種目)よりは低い。
「レジャー白書2026」は今年10月に発刊予定。





