平和 2023年第2四半期決算 販売台数増と価格上昇、人件費減少などにより大幅な増収増益

平和は11月9日、2023年3月期の第2四半期決算を発表。売上高709億30百万円(前年同期比20.7%増)、営業利益153億37百万円(同224.0%増)、経常利益151億36百万円(同212.4%増)、純利益107億98百万円(同324.5%増)だった。パチンコ機、パチスロ機の販売台数が増加したことに加え、パチンコ機の販売価格が上昇したことにより大幅に増収。また売上高増加と売上原価の低減、希望退職制度に伴う人件費減少により大幅な増益となった。

遊技機事業の売上高は234億51百万円(前年同期比53.7%増)、営業利益は69億57百万円(前年同期は営業損失14億95百万円)。パチンコ機は「戦国乙女 LEGEND BATTLE」(販売台数13,535台)、「黄門ちゃま神盛2」(同6,500台)などを市場投入し、販売台数は38,970台(前年同期比9.8千台増)。パチスロ機では「黄門ちゃま喝2」(販売台数7,500台)、「BIG島唄30」(同3,580台)などを市場投入し、販売台数は20,154台(前年同期比10.9千台増)だった。売上高はパチンコ機、パチスロ機ともに販売台数が増加したこと、パチンコ機の販売価格が上昇したことにより、前年同期から大幅に増加した。利益面ではパチンコ機、パチスロ機の販売台数増加、売上原価の低減、前期実施の希望退職制度による人件費圧縮により大幅に増加した。

ゴルフ事業の売上高は474億78百万円(前年同期比9.2%増)、営業利益は97億20百万円(同30.8%増)。ゴルフプレー需要に応じた価格設定により顧客単価は回復傾向にあり、また前期に取得したゴルフ場も引き続き貢献した。

通期の見通しについては従来予想を据え置き、パチンコ機88,000台、パチスロ機42,000台の販売を見込んでおり、売上高1,380億円(前期比13.5%増)、営業利益207億円(同102.2%増)、経常利益200億円(同91.1%増)、純利益133億円(同506.4%増)と予想している。

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