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セガサミーHD 22年3月期決算 パチスロ機販売台数増加に伴い大幅に損益改善

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セガサミーホールディングスは5月13日、2022年3月期の決算を公表。これによると売上高3,209億49百万円(前期比15.6%増)、営業利益320億42百万円(同389.0%増)、経常利益333億44百万円(前期は経常損失17億15百万円)、純利益370億27百万円(前期は純損失12億74百万円)とパチスロ機の販売台数増加により損益が大幅に改善した。

遊技機事業の売上高は758億68百万円(前期比42.6%増)、経常利益は102億82百万円(前期は経常損失113億32百万円)。パチスロ機では「パチスロアラジンAクラシック」など、10タイトル計77,870台を販売(前年同期は35,273台の販売)。パチンコ機では「P北斗の拳9 闘神」など、5タイトル計97,027台を販売(同69,013千台の販売)した。また前期実施の構造改革効果により、固定費は低水準で推移した。

2023年3月期はパチスロ機の規制緩和に対応した主力タイトルを含む新作の投入などにより、パチスロ・パチンコ機ともに販売台数が増加するとして、パチスロ機9タイトル計8万4千台(前期比6千台増)、パチンコ機6タイトル計11万4千台(同1万6千台増)の販売を見込んでいる。

リゾート事業の売上高は86億63百万円(前期比37.1%増)、経常損失は67億38百万円(前期は経常損失89億79百万円)。「フェニックス・シーガイア・リゾート」において、第3四半期会計期間の施設利用者数が前年同期を上回るなど、個人客の需要の高さが見らたが、東京都だけでなく宮崎県などでも約6割の日数が緊急事態宣言等の発出期間となったことで、施設利用者数は新型コロナの影響を本格的に受ける前の2020年3月期と比較して9.4%減少した。海外ではPARADISE SEGASAMMY Co., Ltd.が運営する「パラダイスシティ」において、新型コロナ感染拡大に伴う各国の渡航制限の影響等により、2021年1月~12月のドロップ額(テーブルにおけるチップ購入額)が前期比で48.5%、カジノ来場者数が前期比で56.9%となるなど大幅に落ち込んだ。

エンタテインメントコンテンツ事業の売上高は2,359億37百万円(前期比8.3%増)、経常利益は368億61百万円(同32.0%増)。

2023年3月期については、売上高3,750億円(前期比16.8%増)、営業利益400億円(同24.8%増)、経常利益400億円(同20.0%増)、純利益280億円(同24.4%減)を見込んでいる。

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