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【娯楽参加率・イメージ】パチンコ・パチスロ参加率は微増「パチンコ・パチスロプレイヤー調査2022」/シーズリサーチ

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シーズリサーチはこのほど、「パチンコ・パチスロプレイヤー調査2022」(調査元:シーズリサーチ、共同調査:EBI、APJ)の参加状況に関する調査結果の速報版を公開した。

遊技者・非遊技者を含む全体の娯楽参加率上位は、1.インターネット動画 67.7%、2.SNS 48.8%、3.無料スマホゲーム 34%、となった。全体でのパチンコ・パチスロ参加率は8.7%(前年比+0.3%)。遊技別で見るとパチンコが7.9%(前年比+0.3%)、パチスロが6.2%(前年比+0.2%)でともに微増となった。全体的に娯楽の参加率は昨年と比べ低下したなか、パチンコ・パチスロ以外に参加率が増加したのは、競馬(前年比+0.4%)、競輪、オートレース、オンラインカジノ(いずれも前年比+0.1%)で、ギャンブル的要素を含む娯楽となっている。

公営競技を含む各娯楽に関するイメージでは、回答者全体では「印象が良い(とても+やや)」と感じているのは「株式・FX」で約39%が最も高く、次いで「競馬」の約27%、「ゲームセンター」が26%となり、いずれの娯楽も印象は「良い」より「悪い」が上回っている。「パチンコ・パチスロ」は良い印象が8.7%とかなり低く、全体の中でも「オンラインカジノ」に次いでワースト2の印象の悪さとなった。一方、パチンコ・パチスロ遊技者では、パチンコのイメージが良いと回答した人は約45%で、半数以上の遊技者は遊技をしているがイメージは良くないと回答。印象の良さでは、回答者全体に比べ、どの娯楽もパチンコ・パチスロ遊
技者の方が印象の良い項目が上回っており、同社は「このイメージは各娯楽との相関性の高さ(参加率)が影響していると考えられる」としている。

また同社は、「コロナ禍でパチンコ店が一部営業していたことによるテレビ等の報道や世間のバッシング、パチンコを遊技することに対する後ろめたさや世間体などといった背景も業界イメージの悪さが大きく影響していると考えられる」として、「競馬がそうであったように、パチンコ業界も一般的なイメージ戦略や業界外への情報の発信など、身近であるが故に生まれるマイナスイメージで業界の未来が危ぶまれないよう、より一層の業界イメージの向上が求められる」と提言している。

調査は、WEBアンケート調査にて2022年2月下旬に実施。スクリーニング対象者数37,532サンプル、本調査1,500サンプル(過去1年以内の遊技経験者。調査エリアは、2大都市圏を中心に政令指定都市を含む道府県、その他地方を合わせた全国47都道府県。

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