シーズリサーチはこのほど、「パチンコ・パチスロプレイヤー調査2023」（調査元：シーズリサーチ、共同調査：EBI、APJ）の参加状況に関する調査結果の速報版を公開した。レポートによると、2023年の遊技参加人口は約809万人となり、昨年比で約28万人の減少。長引くコロナ禍によって生活環境が変化したこともあり、参加人口は1995年の調査開始以降、最低となった。
参加人口（全体）
年代別では40代の参加人口がやや減少し、50代がやや増加。メイン層となる30代・40代に比べ50代以上の減少率が低くなっており、同社は「高齢層において長引く新型コロナウィルスの影響がやや緩和されてきたのではないか」としている。
パチンコ・パチスロ別の参加人口は、パチンコが約731万人（約27万人減）、パチスロが約569万人（約24万人減）でいずれも微減となった。パチンコ・パチスロ共に遊技時間別では1～2時間未満の割合がやや増加、遊技頻度別ではヘビー層が微増となった一方、ミドル・ミドルライト層がやや減少、ライト・レア層が増加した。
調査は、WEBアンケートにて2023年2月下旬に実施。スクリーニング対象者数41,515サンプル、本調査1,500サンプル（過去1年以内の遊技経験者）。調査エリアは、2大都市圏を中心に政令指定都市を含む道府県、その他地方を合わせた全国47都道府県。
本調査をはじめとする遊技者の動向データをまとめた「パチンコ・パチスロプレイヤー調査2023」（シーズリサーチ発行）は、2023年7月に発売予定。