ユニバーサルエンターテインメントは4月13日、このほどフィリピン国内向けオンラインゲーミングの稼働を開始したと発表。4月中旬にはフィリピン在住のすべてのメンバーシップ登録した顧客を対象に本稼働を開始する。
同社はこのほど、カジノ税及びライセンス費用の適切な徴収やマネーロンダリング防止をはじめとするシステムのシミュレーションテスト及びカジノ諸規程への遵守確認により適合を得て、テスト運営等の実施期間を終えたことから、4月よりオカダ・マニラにてフィリピン在住の一部の顧客を対象にオンラインゲーミングのソフトローンチを開始。4月中旬にはフィリピン在住のすべてのメンバーシップ登録した顧客を対象に、オンラインゲーミングの本稼働を開始する。
4月13日現在、テーブルゲーム8卓(バカラ6卓、ルーレット2卓)、EGM80台が稼働しており、今年4月末までにテーブルゲーム最大16卓(バカラ14卓、ルーレット2卓)、EGM最大150台に増加する予定。なおフィリピン国外からはオンラインゲーミングをプレイすることはできない。
また同日、同社はTRLEIの2022年第1四半期実績も発表。これによるとカジノ収益は6,024百万フィリピン・ペソ(以下「ペソ」)、その他売上高は356百万ペソ。当期の売上高合計は前年同期比20.6%増(1,094百万ペソ増)の6,380百万ペソ、調整後EBITDAは前年同期比66.3%増(459百万ペソ増)の1,151百万ペソとなっている。