日遊協の人材育成委員会は12月21日、「女性活躍推進フォーラム」の第4回目を開催。19社から31名が参加し、エンタテインメントビジネス総合研究所の立川美夏子氏によるセミナーを受講した後、6グループに分かれて課題に取り組んだ。
セミナーでは前回に続き登壇した立川氏が、「プレゼンテーション~提案力を高める!!」とのテーマで講演。「やるべきことが決まったならば、執念をもってとことんまで押し詰めよ。問題は能力の限界ではなく、執念の欠如である」という土光敏夫氏の言葉を引用し、プレゼンテーションに対して苦手意識を持っている人にこの言葉を贈りたいと語った。一番大切なのは準備であり、やることが決まったら絶対にこのプレゼンを通すぞ、という執念が必要になるという。そして伝えるべき要点がきちんと整えられているかを、今一度振り返ってみることが重要と説明した。プレゼンテーションとは計画、企画案などを会議で説明することを意味し、自分の意図や意志を伝えて、相手に承認や協力などをしてもらうことがその目的で、相手の立場に立って伝えていく必要があるとまとめた。
グループディスカッションでは、各グループが来年2月の最終回に向けて企画内容を煮詰めていった。
最後に羽山雄介副委員長から「今日は立川先生からプレゼンテーションについて学びましたが、私からも一つアドバイスをしておきたいと思います。次回の本番では派遣担当者の方々も審査員となりますが、みなさんの企画を初めて聞くことになります。そういう方の視点に立って、ロジカルに話を進めることを意識してください。そして、ここに参加させてくれた派遣担当者に、みなさんの成長を見せてください。繁忙期と重なり大変だと思いますが、どうか最後まで目標をもって進めていただきたいと思います」とあいさつした。
次回の開催は2022年2月24日。グループでのプレゼンテーション準備の後、企画発表。表彰式、閉会式派遣担当者も、成果(プレゼンテーション)を視聴する。