日遊協、色彩心理セミナー開催

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日遊協(庄司孝輝会長)の人材育成委員会(委員長/前田竜哉氏)は去る11月13日、都内中央区の日本橋三洋グループビルで第2回目となる「女性活躍推進フォーラム」を開催、会員企業から若手女性21名が参加した。

今回は、㈱マルハン人材開発部採用育成担当チーフの渋谷恵香氏による「先輩社員業界経験講演」と、カラーコンサルタント兼キャリアコンサルタントの三浦まゆみ氏による「売上をアップするための色彩心理セミナー」が行われた。

2001年にホール大手のマルハンに入社しマネージャーや店長を経験してきた渋谷氏は、自分が店長になった経緯や店長時代にどのようなことを意識しながら日々の営業に臨んでいたのかなどの体験談、さらに女性社員がパチンコ業界でキャリアを積んでいく上での心構えなどを語った。

渋谷氏は店長時代に心掛けていたこととして、「忙しそうにしない、アットホームな雰囲気づくり、いかに女性らしさを出せるか」などを挙げながら、「きっちりと休暇を取ったりなるべく残業をしなかったりと、後輩社員が役職者を目指したくなるようなライフスタイルを実践してきた」と振り返った。色が人々の心や体に与える効果や使い方、売上アップにつながる色彩心理を興味深く説明した。

また「今は女性の活躍が注目されているが、そういった風潮に甘えないでほしい。女性だからといって変な甘えを見せると男性社員は心から応援してくれない」などと述べ、「女性ならではの細かな気遣いや些細な変化に気付くことがスタッフのモチベーションを上げる」と自らの経験に基づきアドバイスをした。

カラー検定、パーソナルカラー、カラーセラピーなどを教える講師として、企業、団体、大学、専門学校など数多くの講座を担当する三浦氏は、色が人々の心や体に与える効果や使い方、売上アップにつながる色彩心理を興味深く説明した。

三浦氏は「色は人の心とつながっている。人の気持ちを動かすもの」としながら、色によるさまざまな秘訣をレクチャー、売れる店、売れない店の色使いやパーソナルカラーセルフチェックなど、色による人間の心理の変化を専門的な観点から説明した。

フォーラムではこのほかに、グループワークやディスカッション、課題整理など、活発な意見交換が行われた。

「女性活躍推進フォーラム」は、会員企業の女性社員同士が現状の課題や改善策を模索しながら、キャリアプランニング、ワークライフバランスのテーマに沿い、女性が働きやすい環境、キャリアを描ける風土、女性が一層輝く企業、業界に向けての企画を練り上げていく場として開催、また実務に役立つ企画としてセミナーを実施している。

なお、総括となる第3回は平成28年2月に予定している。

【参加者企業】
マルハン、善都、オータ、愛和食品、東和産業、日進、ヒカリシステム、ジャパンネットワークシステム、日拓ホーム、プロテラス、ピーアークホールディングス、ユーコー、平成観光、ABC、グローリー、NEXUS、ウエスタンコーポレーション、ニラク、ジャパンニューアルファ、プローバ、千歳観光

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