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機会損失を回避するため、より精度の高い情報収集を/未来研究会セミナー

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9月22日、遊技産業未来研究所主催の未来研究会セミナーが開催された。第63回目となる今回は、PRCの中田藤生代表取締役(チャーリー・ロドリゲス・湯谷氏)、オーガナイズ・スタッフ・マネージメントの奥本浩代表取締役、遊技産業未来研究所の中野忠文代表取締役社長ら3名が講演した。

「~半導体・部材不足でますます人気機種が手に入らなくなる?~『戦術的入替による集客力向上と差別化の実現に向けて』」をテーマに講演した中田代表取締役は、冒頭に管理遊技機の状況について言及。管理遊技機が予想よりも早く登場する可能性もあるとしたうえ、それに伴う出玉性能の変化や、設備投資の面について触れ、「管理遊技機の登場も念頭に今からお店の戦略を考えるべきだ」と強調した。そして半導体不足による影響については、旧基準機撤去期限まで残り4ヶ月となった現在の状況も整理し、「今後は人気機種を欲しいタイミングで購入することが難しくなるが、人気機種の見極めと同時に生産予定台数を見極める事が大事で、そのためにはメーカーとも良好な関係を維持することが重要。何より導入しないという機会損失を回避するため、より精度の高い情報収集と分析が必要である」とまとめた。

奥本浩代表取締役は、「集客ができるスタッフを育成するトレーナーとは?」をテーマに講演。組織におけるリーダーの役割についてまとめた他、リーダーシップとは何か、現代のホールスタッフの役割に合わせたマネジメントについて言及。最後には「従業員が生み出す成果が企業ごとに異なっているのは、従業員固有の能力の違いよりも、マネジメントのクオリティの違いに起因する」と述べた。

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