【コラム】豊丸のおもひで。/CRAナカムラ


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●CRAナカムラのぱちんこ泰然自若448
はい皆様ご機嫌麗しゅうっ!先週はお盆休みを頂きまして、

( ゚Д゚)今週は原稿やらなくていい♪

なんて思ってたら、月刊の遊技日本本誌の締め切りを食い込ませてくる編集部…さすが容赦ねぇっす。

とは言え、今年のお盆は久しぶりにゆっくり休ませてもらって、また今週から連載再開となります!あざっす!

さてさて…本当はお盆前に書きたかったんですが、1本でまとめる自信がなかったので改めて「豊丸鎮魂歌(レクイエム)」を今回書きたいと思います。

まずは「今までお疲れ様でした」ですね。何人か開発に知り合いがいますが、開発だけじゃなく営業や事務やその他諸々の方々も含めて…豊丸パチンコ部門に携わる全ての人に対して、改めてお礼を言いたい。

自分自身、豊丸の機械を初めて打ったのは「ピカイチ天国(1992年)」になるのかな?それ以前に打っていたとしても、豊丸というメーカーを認識していなかった。当時、ピカイチ天国の筐体が初見でカッコ良かったのよ!所々にダミーのパチンコ玉が埋め込まれてあって、まさにパチンコ愛が溢れていた。リーチ時には業界初の「運の強さメーター」なる大雑把な期待度を表す機能があったのだが、まったくこれっぽっちもアテにならない上に、左右がテンパイした瞬間の中図柄の位置で、瞬時に当たりかハズレかが分かってしまう致命的な構造ミスが思い出深い。これも豊丸の愛くるしさの一端である。

そこから次に触ったのは、ハネモノの「雪だるマン」になるのだが…こいつの役物ぶっ壊れ率が高いんのなんの。しかもそのぶっ壊れる箇所が、ゲーム性の最重要部分である役物中央の雪だるま。この雪だるまは大当たり中、貯留した玉を真っすぐVに投げ込む事でラウンド継続していく仕組みが大前提なのに、毎回ワケの分からない方向へ玉をすっ飛ばして即パンクを繰り返すという…これまた致命的な症状を引き起こしていた。

( ゚Д゚)どこ投げとんねんww

ピカイチ天国の構造ミスは出玉を左右しないので、笑って見てられるが…このノーコン雪だるま野郎は圧倒的に出玉が少なくなるので、これを喰らうと高校生当時のサイフには死活問題だったのだ。この2機種から「豊丸」を知ったので、正直…どんくさいメーカーという認識になっていたのは致し方なかろう。

その次は「勝負伝説」になる。今ではどの機種にも標準装備である「連続予告」だが、こいつはそれの元祖。マジカルチェイサーの出目予告とどっちが早かったかは微妙なラインだけど、一般的には勝負伝説が元祖と言われている。ふすまに青い花が咲いたら、ハンドルから手を離して画面を凝視するあの刹那。ほんとね、しれーっと効果音も何もなく変わるのが逆に痺れる。その瞬間を味わいたい一心でよく打ったが、あんまり勝った覚えはない機種だった。

そこから先の豊丸はドラドラ天国とかナナシーで大ブレイクして、ホールでも豊丸筐体が珍しくなくなった。ナカムラ少年はちょうどこの頃ホールでアルバイトを始め、打ち手よりもホール側から豊丸を見ることとなる。

全国的にはどうなのか分からないけど、ドラドラ天国ってやたら2回目・3回目にハマらなかった?持ち玉が無くなった客と何回もモメたのをよく覚えているんだが、カーニバルやミルキーバーといった3回権利の代表作より断然それが多かった印象。

CR時代になってからも、竜王伝説やコマコマ倶楽部でスマッシュヒットを飛ばし、デラマイッタや冥土inじゃぱんのようなマニアックで挑戦的な機種も出す。実際、冥土inじゃぱんは一般的な人から打つ前に毛嫌いされて評価は低いが、中身は名機だと思う。

しばらく時を飛ばし、自身が店長になってから豊丸の展示会で一目惚れしてしまった機種が1つだけある。問答無用で1列入れた機種…それは「CR横山やすし伝説」である。社長には「豊丸やで?1列?」と半ば止められたが、押し切って契約!

( ゚Д゚)これは大人気になるでぇ〜

だってさ、何に使うのか知らないが…上皿にトラックボールが付いてるんだぜ!

つづく

■プロフィール
CRAナカムラ
奈良・愛知・岐阜・広島で店長職を10年歴任。その後、大阪の某チェーン店で統括営業本部長職を経て独立。常に打ち手目線を持ちつつ…と言えば聞こえはいいが、この男自身パチンコするのが三度のメシより好きという重症患者。


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