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【コラム】2023年はパチンコ業界の分岐点になるよ!って話/CRAナカムラ

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●CRAナカムラのぱちんこ泰然自若268
はい皆様、新年あけました!今年もどうかよろしゅうお願い致します。遊技日本本誌を含めると、今年で連載10年目になる変態紳士・CRAナカムラでございます。

個人的に、2023年はパチンコ業界の分岐点になると確信しておりまして、今年の動向が今後の流れを大きく左右する…というのも、昨年末からスマスロが登場して上々の滑り出しとなっており、今年はスマパチが市場に投入される予定。サンドユニットの供給が遅れているという話もあるが、これも時間が解決してくれるだろうし、問題は順調に稼働してくれるかどうかだけ。

現金機からCRになった時の「確率変動」という伝家の宝刀は無いにしても、ユーザーに受け入れられて支持を取り付ければ、徐々にこちらがスタンダードになるだろう。

そのうち、

( ゚Д゚)えー今どき玉触れるパチンコなんてww

って時代になるのも、非常に現実的なのだ。

でっ!最近よく思うのは、このスマスロ・スマパチの普及がうまくいけば、新規出店のハードルがめちゃくちゃ下がるなぁーってこと。

補給設備や玉メダルが一切必要なく、極端な話「箱と台とPOS」さえあれば成り立つワケですが…まぁ、偶然たまたま近所にあるはずの古物商の問題は何とかなるでしょう。特に東京ならTUC相乗りできるし。

ヘタしなくても、潰れたコンビニ跡地とかでサクッとパチンコ屋ができたりするんですよ。

玉とメダル製造の最大手、光新星さんなんて血の涙を流してそうですが、端玉景品とかもやってますからね…そっちで頑張ってもらいましょう(無責任)。

スマパチが市場に出た後、しばらくは台もユニットも高額で推移するでしょうけど、普及しきってさえしまえば型落ち品が出てきて安価になるのが市場原理というやつですよ、ええ。

つ・ま・り!今まで相当高かったパチンコ屋新規開店のハードルがバッチバチに落ちて、ちょっと小洒落た飲食店並の予算でできる時代になり得るかも!?なんですよ。その場合は台も全台不人気中古になるんですけど、そこはとりあえず気にしないでいきましょうww スロット6号機切り替えの時にムリヤリ安いの(ギャラガ@5000円等)をハメ込んだ店とかありましたよね、あんな感じです。

あくまでスマパチ・スマスロが今年に市民権を得たらって話ですが、これはたぶんそうなるでしょうね。特にスロットはスマスロ優遇の内規もあるし、確実だと思われる。

2023年末、コンビニ跡地で40台規模、スマパチ・スマスロの中古が平均4万円で集められたとしたら、160万円。で、POSもユニットも中古で集めて250万ってところか。合計400万ちょい…ん?あ、ホールコンか!忘れてた!でもまー、40台規模ならムリしてホールコン入れなくても何とかなるんじゃないかなww 入れたとしても超型落ちでいいじゃん。

( ゚Д゚)10年ほど前に40万で買って使ったことあるぞ?

って事で、諸々最低で500万〜600万くらいあればパチンコ屋ができる時代が、満更現実味を帯びてるんだ。

新規飲食店で厨房機器を揃えたら、こんな値段で済まないですよね?これって凄くない?

いやーかなり昔から、コンビニサイズのパチンコ屋をやりたいという野望があったんですが…一気にハードルが下がって脳が沸騰してきておりますYo!

ユニットと台の価格がどれだけ下落するかによりますが、今年中はムリでも数年以内に夢を実現させる方向で虎視眈々でございます。

それでは皆様、今年も謎のオッサンが東北からぱちんこ愛を叫ぶコラムを宜しくお願い致します!

■プロフィール
CRAナカムラ
奈良・愛知・岐阜・広島で店長職を10年歴任。その後、大阪の某チェーン店で統括営業本部長職を経て独立。常に打ち手目線を持ちつつ…と言えば聞こえはいいが、この男自身パチンコするのが三度のメシより好きという重症患者。

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