■相殺デス
パー子曰く、最初に女バイトAと不倫したのは主任であり、慰謝料を主任と女バイトAに要求するのだそうだ。パー子とイジリーの件は主任が先に不倫したのが原因だから無罪だそうで、一方的にパー子がお金を貰う権利があるし、主任と女バイトAはそれを払う義務があると。
もうね、半分呆れながら「アナタがイジリーと愛の逃避行しなければそうなんだけどねぇ…もう金取ろうとしても手遅れだねぇ」と伝えると、パー子再発狂!「なんでそっちの味方ばかりするんですかっ!」と唾飛ばしまくってくるんだが、実際問題弁護士に入って貰ってもお互いに慰謝料請求しあって儲かるのは弁護士だけになるのは明白。
別にどっちの味方するワケじゃなく、現行の法律でそうなると優しく優しく説明するとパー子号泣ww化粧が崩れてエライコトになってるが、ボクは女バイトBのナイスバディを捨ててまでこのパー子を選んだイジリーを男として尊敬したいなんてことを考えてたのを覚えている…。
■離婚届、売りマス
結果的にパー子&イジリーの手元には5万円ちょいが残ったワケで、敢えてどこに住んでるのか聞かなかったのだが交通費だけで消える額だったのだろう。
とりあえず解決!とホッとしていると、パー子が「コレを主任に売りたい」とカバンから出してきたのはパー子側が記入済みの離婚届で、恐らく最初は給料満額と慰謝料を貰う約束を取り付けてホクホク顔で離婚届を置いて帰るつもりだったんだろうが、アテが外れてしょうがなく離婚届を金に換えようとしたんだろう。コレに関してはボクがどうこう言えないので、主任を呼んでみると即答で「買う!!!」らしいww
パー子の提示した値段は30万円だったのだが、イジリーとの愛の逃避行の際に持ち出した貯金が100万円以上あったのでそれを半分に分けるとして「釣りはいらん!」だそうだww無駄に言動はオトコマエwwこれが愛の伝道師かww
そういえばそんな事言ってたね、忘れてたけど筋は通ってるね。
パー子はまさに「ぐぬぬぬぬっ」って顔をしてたが、さすがにもう打つ手が無くなり諦めたようで「もういいわっ!」と捨てゼリフを吐いて事務所からドスドスと出ていった。
その様子をポカーンと眺めているイジリー、キミはいったい何しに来たんだい?