本誌編集部では夏休み特別企画として、残暑をさらにアツくする人気パチンコ台&年内打ち納め!5号機の代表名機特集を企画致しました。
旧基準機から新基準機へと遊技機入替えが着々と進む今、話題のパチンコ機(5選)と、2019年に認定切れ期限を迎え順次撤去されるパチスロ名機(4選)を紹介していきます。
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バジリスク~甲賀忍法帖~絆(エレコ)
高設定示唆演出の存在と多彩な連チャン契機で安定した人気に!!
バジリスクシリーズの3作目として登場。基本的なゲーム性は初代に近く、通常時は擬似ボーナスのバジリスクチャンス(BC)を目指す。BC中の抽選によって、AT当選となればバジリスクタイムに突入。AT中は1Gあたり約2.8枚の純増。セットストック管理型になっており、継続抽選に当選したり、AT中のBC当選によって、セット数を積み重ね、出玉を伸ばしていく。
本機の長所は多彩だが、まずは設定6の機械割が119%あること。それをユーザーが実感したことで、本機への支持が高まり、ロングヒットとなった。
また、大連チャンにつながりやすいトリガーが複数存在。最も破壊力が高いのは真瞳術チャンス。この間は赤絵柄が揃うごとにセット数をストック。消化中に瞳術絵柄がダブル揃いすれば、真瞳術チャンスが1G連するという夢の展開に。10個ストックすれば優秀な部類だが、一撃で20個以上ストックする強者も。自己記録を携帯に収めているユーザーも多いことだろう。
白BIGが揃うプレミアムBCは約5万分の1と出現率は低いが、その際には絆高確の最高峰ともいえる祝言モードに。BC当選期待度が飛躍的にアップし、BC当選で祝言モード継続。これによるAT継続も大きな出玉を誘発した。
争忍開始時に甲賀が10人状態でスタートするとチャンス。10人状態を維持したまま勝利すると、50%以上の継続率ストックを新たに獲得。これも大連チャンへの契機のひとつである。
そして、忘れてはならないのが高設定示唆演出の存在。いわゆる「3ベル」「6ベル」である。前者なら設定6濃厚、後者でも設定4以上が濃厚に。この演出が比較的出やすいことも絆好きのユーザーを惹きつけた。ホール側も高設定投入をアピールしやすいとあって、本機を手厚く扱っているところも多い。
「設定6投入がアピールしやすい」「設定6は機械割119%を実感できる」といったホール、ユーザー双方の思惑が一致。多彩な連チャントリガーの存在もあって、安定した人気を呼び、販売台数も5万台を超えるヒットとなった。
元チャンピオン木崎
平成4年(1992年)にパチンコ・パチスロ攻略誌の編集部に入社。入社1ヵ月後に出場した人気番組「TVチャンピオン」の「第1回パチンコ大会」で優勝。「チェリーバー」で、リプレイはずし攻略を最初に発見する。4号機が撤去されるまではパチスロの編集を専門にしていたが、その後はパチンコの編集も。現在はパチンコ・パチスロライターとして活動。
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