本誌編集部では夏休み特別企画として、残暑をさらにアツくする人気パチンコ台&年内打ち納め!5号機の代表名機特集を企画致しました。
旧基準機から新基準機へと遊技機入替えが着々と進む今、話題のパチンコ機(5選)と、2019年に認定切れ期限を迎え順次撤去されるパチスロ名機(4選)を紹介していきます。
→「残暑をさらにアツくする人気パチンコ台&年内打ち納め!5号機の代表名機特集」の他記事
アナザーゴッドハーデス‐奪われたZEUSver.-(ミズホ)
ゲーム数管理型特有の大量上乗せで大ヒットに!!
神々の系譜の後継機として登場。通常時は従来機と同様に奇数やV揃いが出現すればAT獲得。また、本機はシリーズ機初となるCZの「ヘルゾーン」を搭載。普段の移行抽選の他、AT後400G、800G後にはCZ高確に移行。これが仮天井のような役割を果たした。
AT中は1Gの純増が約2.9枚。従来機のセット数管理型とは異なり、ゲーム数管理がメインになっているのが大きな特徴。AT獲得後は初期ゲーム数を決めるジャッジメントに突入する。ジャッジメントは3種類あり、ケルベロス<ペルセポネ<ハーデスの順に獲得ゲーム数の期待値がアップ。
多くはケルベロスに移行。5Gで終了し、100G以内のG数獲得となるが、まれに6G以上継続することも。内部モードで最高90%継続することもあり、それが炸裂すれば、ケルベロスでも500G以上獲得できることも起きた。
ペルセポネやハーデスの場合は波に乗ると、1回のジャッジメントで4ケタ上乗せすることも。特に、1570Gハマリで本天井に到達した時はハーデスに移行する仕組み。大量上乗せによる一発逆転が見込める天井狙いも本機の魅力の1つである。
ミリゴシリーズでは欠かせないGOD揃いはAT100G+3回のジャッジメントに。平均すれば従来機と同じ約500Gだが、各ジャッジメントで幸運が起きれば、それだけでかなりのG数を獲得できた。こういったセットストックタイプでは味わえない上乗せぶりがユーザーの興奮と人気を呼んだ。
AT中もレア役による抽選で上乗せが発生。リールが自動停止するコンボフリーズやリールが逆回転するデジャヴフリーズが発生するとさらにゲーム数上乗せに。ジャッジメントで大量獲得すればするほど上乗せの可能性がアップ。それが次なるGOD、冥王、紫7といった特定役につながる可能性を秘めているのが本機のゲーム性。これが現実に起きれば、7000G以上ATが続き、2万枚を超える純増も夢ではない。実際、5年前にこの目で見た。
こういったゲーム数管理型特有の爆発力が人気となり、販売台数約8万台の大ヒットとなった。
元チャンピオン木崎
平成4年(1992年)にパチンコ・パチスロ攻略誌の編集部に入社。入社1ヵ月後に出場した人気番組「TVチャンピオン」の「第1回パチンコ大会」で優勝。「チェリーバー」で、リプレイはずし攻略を最初に発見する。4号機が撤去されるまではパチスロの編集を専門にしていたが、その後はパチンコの編集も。現在はパチンコ・パチスロライターとして活動。
©UNIVERSAL ENTERTAINMENT ©MIZUHO