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【平成の名機-パチンコ編⑨-】主役は「北斗無双」、1種2種と役物機も存在感増す

投稿日:2019年5月3日 更新日:

平成時代のパチンコ名機を紹介するこのコーナー、最後となるパチンコ編⑨では、まだ記憶に新しく現役稼働中の機械も多い平成26年~平成31年の名機を振り返ります。この間、それまで主役だったマックスタイプは姿を消し、またホール営業を長年支えた古くから設置していた機種も撤去を余儀なくされるなど、市場の設置機種は大きく変化しました。内規変更、規則改正などで、射幸性抑制に向けた対応を強く迫られた時期と言えます。
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CRフィーバークィーン

SANKYO
平成26年(2014年)導入

保留連チャンの興奮が21年ぶりに甦った!

1993年に登場し、一時代を築いた『フィーバークィーンII』の後継機。

スペックは純正8個保留を用いた甘デジタイプで、大当たり確率は1/99.9→1/12.0。大当り後は必ず8回転のSTに突入し、リーチがかかれば大チャンスといった具合に、かつての保留連チャン機の気分が味わえる。

大当たりは大半が5Rだが、全体の約11%が出玉約1,400個の16Rだ。

立体感のあるドラム演出や効果音は『初代』を踏襲しており、基本となるリーチ演出はシングルorダブルのノーマルリーチのみと、いたってシンプル。ダブルリーチは見た目通り、シングルの約2倍の信頼度を持つ。

また新たに全回転や枠外プレミアムなどの、大当たり濃厚演出も搭載している。

CR牙狼 金色になれ

サンセイR&D
平成26年(2014年)導入

台枠上部から“金色の顔”が飛び出す!

業界を代表する人気シリーズ第5弾は、何よりもその専用枠がファンの度肝を抜いた。

ド派手な効果音を伴って台枠上部が左右に割れると、牙狼の顔が現れる「PERFECT FACE OF牙狼」で、高期待度のSPリーチや大当たりを呼び込む。打ち手はもちろんのこと、周囲へのインパクトも絶大だ。

スペックは前作を踏襲したロングSTタイプとなっており、大当たり確率は1/399.6。ST継続率は約77%で、電サポ中の大当たりは全て出玉2,160個の16Rだ。

161回転のST中は全10種類ある「金色になれ演出」や、『初代』の大当たり感が味わえる「初代チャンス」などの新演出を搭載している。

また通常時のリーチは3種類ある漆黒牙狼SPと、4種類の金色牙狼SPが中心で、中でもアツいのは邪竜ザジとの対決演出だ。

ぱちんこCR真・北斗無双

サミー
平成28年(2016年)導入

夢幻のバトルが味わえる、もう1つの北斗!

「北斗の拳」とコラボした人気ゲームがモチーフ。

何よりの魅力は継続率約80%のST「幻闘RUSH」で、大当たりをかけて16人の自キャラと24人の敵キャラが対戦!原作ではあり得ない368パターンの夢の死闘が楽しめる。

通常時はケンシロウ・ラオウ・トキ・ジャギという北斗四兄弟が主人公で、異色の共闘を果たすSPリーチが初当たりのカギを握る。

大当たり確率は1/319.7のミドルタイプで、初当り後は50%の割合で130回転のロングSTに突入。電サポ中は大当たりの半数超が出玉2,400個の16Rだ。

一撃の爆発力や演出面の魅力に加え、この機種の登場後に確変継続率が65%以下に規制されたこともあり、現在まで続く超ロングヒット機種となった。

CRフィーバー戦姫絶唱シンフォギア

SANKYO
平成29年(2017年)導入

遊びやすさと高い継続率で人気絶唱♪

確変継続率が65%以下に規制された中、1種2種混合機というジャンルで高い連チャン性能を実現して人気を集めた。

スペックは大当り確率1/199.8のライトミドルタイプで、初当り後は5回転(時短1回転+残り保留4回転)の最終決戦が発生。ここで勝利すれば11回転(時短7回転+残り保留4回転)のシンフォギアチャンスに突入し、そのループ率は約80%に及ぶ。また、この間の大当たりは全体の4割が15Rだ。

通常時は絶唱ゾーンや70億の絶唱リーチといった、キャラの絶唱が大チャンスを呼ぶ。

CR天龍∞

マルホン工業
平成30年(2018年)導入

3段クルーンクリアで一撃7,000発!

玉の動きという、パチンコ本来の面白さを追求した一台。盤面上部に龍の爪、その下に3つ穴を用いた3段クルーンを搭載しており、最終的に下段クルーンの手前穴に入賞すれば大当たり! 4回1セットで約7000発の出玉が獲得できる。

液晶演出は一切存在せず、大当たりは全て玉の動きによって決まるが、上段クルーンでいったんハズれた玉が下段クルーンに向かうスペシャルルートや、龍の爪の振り分けをパスする右ルートなど、変則パターンが複数存在。

またクルーン性能は台のネカセ(台の傾きのこと)などによって個体差があるが、3つ穴クルーンを用いた変幻自在の玉の動きは、液晶機では決して表現できないアツさと、無数に近いV入賞パターンを実現している。

まとめ

私が最強プロなんて呼ばれたのは今は昔の夢物語。最近では歳のせいか電サポ中の止め打ちを覚えるだけで四苦八苦し、すっかり稼ぎが減ってしまいました。

とは言え、復活した『フィーバークィーン』は少ない投資で心から遊べますし、首が飛び出す『牙狼』の台枠は開いた口が塞がらないサプライズ。『真・北斗無双』は演出バランスと抜群の出玉スピードがハートを直撃し、『餃子の王将』や『天下一閃』『天龍∞』『犬夜叉』といった玉の動きがアツい役モノ機はたとえ負けても超面白い…といった具合で、パチンコはやっぱり楽しいですね。

平成30年には新規則が施行され、射幸性がさらに抑制されることになりました。でも新たな創意工夫で私やファンの心をつかむ機種が、きっと登場してくれる…なんて期待をしつつ、令和の時代も業界で頑張っていきたいと思います。

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■プロフィール
青山シゲキ
1991年、高校卒業後にパチンコにハマり、5年間のパチプロ生活を経て某パチンコ雑誌編集者へ。編集長として数百冊のパチンコ攻略誌を世に出す傍ら、パチンコ番組や漫画の監修、情報屋、新台コンサル、パチ台専門カメラマンなどなど、パチンコ業界の何でも屋として活躍中。現在47歳。

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