2020年春~夏に認定切れとなる代表的な5号機「スーパービンゴネオ」

本誌編集部では年末年始特別企画として、2020年春~夏に認定切れとなる代表的な5号機(4選)を紹介。

本サイトでもお馴染みの元チャンピオン木崎氏が解説します。

→「2020年の初打ちはコレだ!?正月明け登場のシゲキ的パチンコ台4選&2020年春~夏に認定切れとなる代表的な5号機」の他記事

スーパービンゴネオ(ベルコ)

認定切れ期限:2020年7月

「ふぅあ、ふぅあ!!」だけじゃない!!強力な上乗せ性能を搭載!!

4号機で大人気になったスーパービンゴの正統後継機として登場。ビンゴシリーズでは初の液晶搭載機で、演出に花を添える7セグ役物もある。基本的なゲーム性はスーパービンゴ同様、ATのビンゴチャンスだけでコインを増やしていく。継続率管理型のATである点も踏襲されている。なお、AT中は1G約2.8枚の純増があった。

ただ、本機はAT中に多彩な上乗せ演出が盛り込まれた。初当たり時も従来の周期抽選の他に、自力CZやプレミアム的な当たり方も。その点がスーパービンゴとは異なり、本機からの新要素となっている。

人気の秘訣はやはり「ふぅあ、ふぅあ!!」の存在。本機もATの多くは33Gだが、これが発生すれば、111G以上のAT獲得に。ゲーム数が表示されてからのあの絶妙な間は健在。ユーザーを病みつきにさせた。

また、新要素である上乗せ演出も好評。セブンドリーム、ドリームチャレンジ、どっきどきゾーンといった演出があるが、上乗せ性能が高いのはセブンドリーム。7揃い時に突入する可能性があり、突入するとレバーONした時に7揃いが毎ゲーム発生。最低2回は保証され、その後は67%~95%でループ。揃えた7揃いの分だけATがもらえるため、高継続ループ時はここだけで4ケタGの上乗せを獲得できることも。自己記録を携帯に収める絶好のポイントだ。

一方、通常時からのプレミアムATとしては「ナナセグ狂ァッシュ(クラッシュ)」の存在が大きい。突入率約12万分の1という超低確率だが、ひとたび入れば、平均継続約500Gという超ロングランのATに。その間はATの初当たりストックも行っており、トータルで数千枚クラスの出玉が狙える一撃性を持っていた。これら破壊力抜群の出玉性能が人気の要因に。

また、AT中に歌が流れると次セット継続濃厚に。歌によっては66%以上の高ループ率を示唆するものも存在。AT当選時の液晶出目が777なら継続率50%以上にもなった。

さらに、継続演出のカウントダウン7中に赤ナビが発生すれば3ケタ発生率50%。紫ナビなら次回ふぅあ濃厚に。こういった液晶を生かした示唆演出もユーザーの遊技意欲をかき立てた。

ビンゴシリーズのイメージを継承した破壊力抜群の出玉性能と多岐にわたる示唆演出がユーザーに受けロングヒットに至っている。

■プロフィール
元チャンピオン木崎
平成4年(1992年)にパチンコ・パチスロ攻略誌の編集部に入社。入社1ヵ月後に出場した人気番組「TVチャンピオン」の「第1回パチンコ大会」で優勝。「チェリーバー」で、リプレイはずし攻略を最初に発見する。4号機が撤去されるまではパチスロの編集を専門にしていたが、その後はパチンコの編集も。現在はパチンコ・パチスロライターとして活動。

©BELLCO

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