回胴遊商の関東・甲信越地区に所属する組合員を対象とした研修会が6月7日、都内文京区の東京ドームホテルで開かれた。
当日は組合本部の役員や組合員、特別会員など200名近くが出席。先ごろ開かれた回胴遊商の通常総代会の報告や、組合活動の重点項目の説明、各委員会による活動計画等の説明が行われた。
また研修会の冒頭には、警視庁生活安全部保安課の佐藤隆太郎係長が登壇。組合の幼児車内放置ゼロ巡回活動を高く評価しながら、「不正遊技機の流通防止」や「中古流通の健全化の確保」、「使用済み遊技機の適正処理」の3点についてそれぞれ行政の見解を示した。
このうち、中古流通の健全化の確保では、当該遊技機が検定通知書に係る型式に属するものであることを証明する保証書について「多数の点検項目によりご負担も大きいと思うが、確実な点検作業がなされているからこそ保証書の信用性が確保されている。中古機の流通過程において点検確認が形式的にならないよう危機意識と強い責任感を持たせるようご指導し、健全な流通確保に取り組んでいただきたい」と要請した。
特別講習では回胴遊商の大饗裕記理事長が「遊技業界の現状と将来について」と題し、今後の遊技業界の在り方などを語るなどした。