自工会は5月22日、都内港区の第一ホテル東京で2018年度総会を開催。役員改選の結果、木原茂成理事長を再任した。
委任状出席を含め、会員37社全てが出席した本総会、2018年度事業経過報告承認の件など、全5号議案を審議し、全てを可決した。
木原理事長は、冒頭の挨拶で「2018年度中に当会を脱退したメーカーは1社もなかった。厳しい状況のなか、会員各社が持っている力を十分発揮してきたからだ。まずは今日を生き残ることが我々に課せられた最大の使命。今日の総会では2018年度の当会事業をしっかり総括し、これからの1年を皆でどのように頑張っていくかを決めたい」と述べた。
続けて同氏は、パチンコ・パチスロ産業21世紀会の関係者有志を中心に、次期参議院選挙の自民党比例代表(全国区)公認予定候補であるおだち源幸前参議院議員を支援する輪が広がっていることにも言及。「今までなかった大きなうねり。当会も団体推薦しており、一層の団結が求められている」として、支援を呼びかけた。
貯玉関連の事業では、貯玉補償制度加盟店舗数は今年3月末時点で6,533店舗(前年同期比12店舗減)となっている。貯玉システム導入店のうち、同制度加盟率は昨年12月末時点で8割台半ば。また異なる遊技料金による貯玉の相互乗り入れができる機能の導入状況は今年3月末時点で、貯玉システム導入店の3割台半ばとなっている。
役員改選では、木原理事長、井寄義孝副理事長、秋田光勇副理事長、小林友也会計理事の執行部全員が留任した。