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自工会、古宮理事長が留任

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自工会(古宮重雄理事長)は5月24日、都内港区の第一ホテル東京で平成28年度総会を開催。役員改選の結果、現理事長である古宮重雄氏の留任を決めた。

委任状出席含め会員37社全てが出席した本総会。平成28年度事業経過報告承認の件など、全5号議案を審議し、全てを可決した。

同組合の古宮重雄理事長は、冒頭の挨拶で「当会は来年の2月で30周年を迎える。貯玉基金への加盟については、加盟率も80%近くにまできた。昨年はIR推進法案が可決され、その関係で依存症対策が各方面から言われている。当会としても会員管理システムを利用し、依存症対策として、自己申告プログラムをホール様にご利用頂く。まだ機能的には十分ではないが、3年を目途に良いシステムを作り上げていきたい。ファンからも支持される仕組みを提供することで、業界健全化に寄与したい」と述べ、依存対策の充実等を通じて、業界の健全化に寄与する方針とした。

挨拶の中にもあった貯玉関連の事業では、貯玉補償制度の加盟数が今年3月末で6,486店舗となり、平成20年9月末に比べて4,422店舗増加。また貯玉システムを使用しているホールのうち、同制度の加盟率は昨年12月末時点で79.8%となっている。

また役員改選により、留任となった古宮理事長は「業界が大変な時期だが、役員一同、誠心誠意頑張って、この難局を乗り切りたい」と抱負を述べた。

1古宮重雄理事長

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