ジーグ社製パチスロ、今期中の販売を予定/セガサミー1Q決算

セガサミーホールディングス㈱(里見治紀代表取締役)は8月2日、2019年3月期第1四半期の連結業績を発表。売上高は688億3,800万円(前年同期比35.8%減)、営業利益は9億3,500万円(同94.4%減)、経常利益は6億8,800万円(同95.8%減)、純利益は3億3,700万円(同97.1%減)と、大幅な減収減益となった。

大型タイトルを販売した前年同期と比べ販売台数が大きく落ち込んだ。期中、パチスロは「パチスロ北斗の拳 修羅の国編 羅刹ver.」等を9千台販売(前年同期は25千台)。パチンコは「パチンコCR偽物語」や「ぱちんこCR北斗の拳7 百裂乱舞」の販売が好調に推移し、計40千台を販売した(前年同期は97千台)。その結果、遊技機事業の売上高は215億300万円(前年同期比60.9%減)、営業利益は17億2,000万円(同比88.6%減)となった。

今後の見通しについては、下期以降にパチスロ新規則機の販売を本格化させるほか、㈱ユニバーサルエンターテインメントとの合弁会社である㈱ジーグ社製のパチスロ筐体を採用した新作タイトルの販売を予定。パチンコにおいては旧規則機中心の販売を見込んでおり、「ぱちんこCR真・北斗無双 第2章」等の販売を実施していく。また、グループ各社の本社機能集約における一過性の営業費用等約75億円の発生を見込んでいる。

なお、5月11日に公表した2019年3月期通期連結業績予想の内容に変更は無い。

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