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高射幸性パチスロ機の設置比率削減案、4月理事会で協議

投稿日:2018年3月16日 更新日:

全日遊連(阿部恭久理事長)は3月14日、都内港区の第一ホテルで全国理事会を開催。高射幸性パチスロ機に関する今後の取り組みや、理事長選任の日程などを協議した。

高射幸性パチスロ機については、当日の理事会で、新たな設置比率目標値の案を示した上で協議を行った。今後、他団体への協力を求めた上で、早ければ次回理事会(4月24日開催)で施策内容を決定する。

全日遊連では、旧基準パチスロ機の撤去について、これまで段階的に設置比率を下げる策を実施。昨年12月1日までに、新基準に該当しない回胴式遊技機の設置比率30%未満を達成した。しかし警察庁は昨年秋の行政講話等で、さらなる台数削減、とりわけ高射幸性パチスロ機の撤去に向けた新たな取り組みを要請していた。

新基準に該当しない回胴式遊技機の設置比率は今年1月末時点で約25%。高射幸性パチスロ機はそのうちの約80%を占めている。今後、期限を段階的に区切った上で、現状(約20%)よりも低い高射幸性パチスロ機の設置比率目標値が設けられることとなりそうだ。

このほか理事会では、任期満了に伴う新理事長選任の日程を決議した。内容は立候補及び所信表明の受付開始が4月24日。5月18日開催の理事会で、立候補の状況により①複数候補者がいる場合は、理事会終了後の臨時理事会で選挙を行う②立候補者がいない場合、選考委員を選出し、選考委員会を開く③単独立候補の場合はその候補者を、という何れかの方式で理事長候補者を決定。6月21日開催予定の通常総会当日に開かれる全国理事会で、新理事長の選任決議を行う予定としている。

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