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高射幸性パチスロ機の設置比率は17.71%

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高射幸性パチスロ機の10月末時点での設置台数は29万5,879台で、設置比率は17.74%となったことが分かった。

これは、日電協と日工組が11月16日付けで全日遊連をはじめとした業界7団体宛てに発出した文書「新基準に該当しない高射幸性遊技機(回胴式遊技機)設置状況の推移(20181031)」で明らかになったもの。文書によると、今年10月31日時点における全国ホールの高射幸性パチスロ機の設置台数は29万5,879台(前月比5,830台減)、設置比率は17.74%(同比0.26%減)。また、新基準に該当しないパチスロ機の設置台数は36万7,481台(前月比7,066台減)。新基準に該当しないパチスロ機のうち、高射幸性パチスロ機が占める割合は80.52%と、9月末(80.55%)に比べ割合は微減した。

10月末時点で設置が確認されている高射幸性パチスロ機は計77機種。主な機種(メーカー名、台数)は、「ミリオンゴッド-神々の凱旋-BD」(ユニバーサルブロス製、62,627台)、「バジリスク絆TK/MK」(エレコ製、62,153台)、「アナザーゴッドハーデスX」(ミズホ製、45,201台)、「魔法少女まどか☆マギカA」(メーシー製、26,952台)、「押忍!サラリーマン番長 俺に日本は狭すぎるA9」(大都技研製、21,090台)となっている。

高射幸性パチスロ機の削減については全日遊連が4月の理事会で段階的に設置比率を削減していく自主規制を決議。その内容は今後3年間に渡り、毎年1月31日を基準日として、全国に設置している高射幸性パチスロ機の設置比率を2019年1月31日・・・設置台数の15%以下、2020年1月31日・・・設置台数の5%以下、2021年1月31日・・・設置台数の0%にするというもの。しかしその後、6号機の供給不足が想定されることと、市場に出回る中古機が品薄で価格が高騰していることから、「組合員ホールの遊技機入替が非常に難しい」ことを理由に、期日の延期も含めて自主規制の内容を再検討。11月14日に開催した理事会で2019年1月末時点で高射幸性回胴式遊技機の設置比率を15%以下とするという自主規制の期日延期を決議。新たな期日はパチスロ6号機の市場への供給状況等を観ながら改めて検討していくとした。

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