
三和工場の太陽光発電システム
SANKYOは、生産拠点の三和工場(群馬県伊勢崎市)の屋根上に太陽光発電設備を導入し、10月から運用を始めた。CO2排出量の削減と再生可能エネルギーの活用拡大が狙い。
設備は、太陽光モジュールの容量が495キロワット(495ワット×1,000枚)、パワーコンディショナの容量が400キロワット(100キロワット×4台)。稼働により、工場の消費電力のうち約30.9%を再生可能エネルギー由来の電力で賄える見通しで、年間約179トンのCO2排出削減を見込む。自家消費しきれなかった余剰電力は、Daigasエナジーが買い取り、一般送配電事業者の送配電網へ送電する。
導入は、DaigasエナジーとのオンサイトPPA(第三者所有モデル)で行った。発電事業者が設備を設置・保有・運用し、発電した電力を需要家に供給する仕組みで、需要家は初期投資を抑えながら再エネを導入できる。
事業には、東京都地球温暖化防止活動推進センター(クール・ネット東京)の「地産地消型再エネ・蓄エネ設備導入促進事業(都外設置)」の補助金を活用した。SANKYOとDaigasエナジーが共同で申請した。同事業は、都内に事業所を持つ事業者が都外の自社工場などに太陽光発電設備を導入し、得られた環境価値を証書化して都内の事業所で活用する場合に、補助の対象となることがある。
SANKYOグループは、連結子会社の三共エクセルの工場屋根上にも太陽光発電設備を設置している。このほか、営業車両のハイブリッド車への計画的な入れ替え、照明のLED化や人感センサー付き照明の採用、省エネ性能の高い空調設備への更新なども進めている。
