日遊協は2月16日、令和4年度第5回「女性活躍推進フォーラム」を開催。今期最終回となった今回は、会員企業などから119名(女性社員30社58名、各社派遣担当者他61名)が参加し、「増客をテーマに、自社に持ち帰り提案できる企画をグループで練り上げプレゼンテーションすること」をゴールに取り組んできた企画をオンラインでプレゼンテーションした。
冒頭、担当の都筑善雄理事は、これまでは女性活躍をテーマにした社内向けの内容だったが、今回から増客に焦点を当て、外に向けた内容に変更した点を挙げ、「店舗担当者が考える難しいテーマではありますが、女性ならではの視点でどのような提案が出てくるか楽しみです」と挨拶した。
企画プレゼンテーションでは、過去最大の58名10グループが、持ち時間10分のプレゼンテーションと質疑応答に対応した。ノンユーザーへの働きかけ、休眠層復活のきっかけ作り、SNSなどアプリを活用したアプローチなど、時代を反映した企画や女性視点でのプランなど、多彩な提案が展開された。
プレゼンテーション終了後には、出席者全員の投票をもとに、人材育成委員会が協議し、最優秀賞にBBクイーンズの「WEB EXPO 開催」が選ばれた。同グループの企画は、結婚や育児などのライフイベントで離脱してしまった休眠主婦層は、何かきっかけがあれば戻ってくる可能性があるのではないか、との仮説のもと、対象となる30~40代の女性をターゲットにしたWEBポータルサイトを立ち上げ、コンテンツを展開するというもの。プレゼンテーションでは説得力のある課題提起と、作り込まれたサイトを使った説明が高評価を得た。