SANKYOは8月4日、2023年3月期の第1四半期決算を公表した。それによると連結業績は売上高277億63百万円(前年同期比154.0%増)、営業利益94億55百万円(前年同期は7億68百万円の営業利益)、経常利益98億27百万円(同724.4%増)、純利益79億31百万円(同740.2%増)。新規タイトル「フィーバーダンまち」や2021年8月にリリースした「フィーバー機動戦士ガンダムユニコーン」の追加販売など、新規2タイトルと再販、リユース機などを含む計5タイトルを販売。順調に販売台数を積み上げたことから、大幅な増収増益となった。
パチンコ機関連事業の主な販売タイトルは、SANKYOブランドの「フィーバーダンまち」「フィーバー蒼穹のファフナー3 EXODUS 超蒼穹3800ver.」の2タイトル。売上高は264億31百万円(前年期比187.6%増)、営業利益109億63百万円(同453.3%増)、販売台数台62,991(同182.5%増)。
パチスロ機関連事業では新規販売タイトルがなく、売上高6億28百万円(前年同期比38.9%減)、営業損失2億89百万円(前年同期は3億38百万円の営業損失)、販売台数は1,254台(同47.0%減)となった。
補給機器関連事業は売上高6億円(前年同期比0.6%減)、営業損失12百万円(前年同期は22百万円の営業損失)。
2023年3月期の業績予想については、5月に公表した数値から変更はなく、販売台数をパチンコ機21万台、パチスロ機3万台と計画しており、売上高1,100億円(前期比29.6%増)、営業利益290億円(同35.8%増)、経常利益295億円(同32.5%増)、純利益200億円(同8.3%増)を見込んでいる。