右から、株式会社ユーコー 金海基浩専務取締役、木村義雄氏、日遊協 西村拓郎会長、株式会社ユーコーリプロ 須永俊樹・東日本工場工場長
一般社団法人日本遊技関連事業協会（西村拓郎会長）は4月12日、前参議院議員の木村義雄氏と埼玉県加須市のユーコーリプロ東日本リサイクル工場を視察した。次期参院選の自民党公認予定候補である木村氏に、パチンコ・パチスロ産業における使用済み遊技機リサイクルの最新事情を見てもらい、業界への理解をより一層深めてもらうことが目的。
当日はまず、工場内の研修室で担当者から、業界が遊技機リサイクルに取り組む背景、取り組み内容、ユーコーリプロ東日本リサイクル工場の事業内容、工場の処理能力などについてレクチャーがあった。視察は実際の遊技機リサイクル工程に沿って行われ、木村氏は作業の様子を興味深く見学しながら、使用済み遊技機の排出量、遊技機の寿命、電子部品のリユース需要や工場内の労働環境などについて質問した。
視察を終えた木村氏は、「工場見学をさせていただいて、ちゃんとやっておられるなと、見事に実行しておられる点を確認して感激しました。こういう形でしっかり処理されている、しかも有価物としてしっかりと再利用されていること、ある意味でリサイクルの典型的な良い面に取り組んでいただいている。本当にしっかりされているな、ちゃんとやっておられるな、ということであらためて確認をさせていただいて感激しました」とコメントした。
工場視察前にレクチャーを受けた
回収センター搬入口で説明を受ける
リサイクル部品の検品工程