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日遊協・広報担当者フォーラム、篠原教授が「好意をもって選ばれる理論」について講義

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日遊協の広報調査委員会は3月11日、会員企業の広報担当者ならびに広告宣伝・PR担当、人事部門従事者を対象にした第6回広報担当者フォーラムを、ウェブ会議システムを利用して実施。フォーラムでは、公立諏訪東京理科大学の篠原菊紀教授が「快感商売の基礎」をテーマに脳科学の視点から“好意をもって選ばれる”理論について講義を行った。

篠原菊紀教授は好意をもって選ばれる「選好度」について、視線解析と脳活動の関係から、動画や画像では人や文字、さらにはロゴに視線が集まることがわかっている。また、同じパチンコ機のCMを視聴しても、ライトユーザー、ミドルユーザー、ヘビーユーザーの順で脳が活性化がみられる。別の実験では、視線が止まる時間を0.3秒と0.9秒というわずかな時間差をつけることでも、長く見た対象を好きになるという結果が出ていることから、「選好度を強化、減衰するもの」「ぱちんこがらみで共起する快感」へつながると、実験結果を踏まえて説明した。また、選好は依存させることとは異なり、会員カードのデータを用いた実験からも依存リスクを高めないとの結果が出ていることから、「胸張って広告すればいい」と結論付けた。

日遊協・第6回広報担当者フォーラム_公立諏訪東京理科大学・篠原菊紀教授

篠原菊紀教授

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