日遊協が2回目の女性活躍推進フォーラム「ファシリテーター」の役割を学ぶ

日遊協の人材育成委員会は10月28日、「女性活躍推進フォーラム」の第2回目を開催した。フォーラムには19社から31名がオンラインにて参加し、エンタテインメントビジネス総合研究所・立川美夏子氏による「ファシリテーション ~説明する力と話をまとめる力~」と題したセミナーを受講した後、6グループに分かれて課題に取り組んだ。

セミナーで立川氏は、「話しをまとめるファシリテーションを行う人を『ファシリテーター』というが、会議の進行役として俯瞰してその場を見ることが必要で、質問力、要約力、観察力という3つの力が必要とされる。この3つの力を使い、中立の立場で臨み、参加者全員で確認したゴールに向けてポジティブ、ネガティブいずれの意見もその場に出していけるような安心感と信頼感を作り出すことがその役割」と説明。講義の後半ではグループに分かれてファシリテーターを体験した。

第二部ではブレークアウト機能を使用したグループディスカッションに移り、「企画書」のフォーマットのうち、提案議題、その目的、背景(現状)の3点を協議した。企画作成にあたり、フォーラム以外での打ち合わせには引き続きビジネス用SNSを使い、すべてオンラインで練り上げていくことを再確認した。

最後に羽山雄介副委員長が、「いよいよ本格的に企画の段階に入ってきましたが、企画策定でまず大事な『目的』を明確にして、取り組む課題が持つ背景を探り、対象となるターゲットに対して女性活躍というポイントがきちんと繋がっているかどうか、ポイントをぶらさずがんばっていただきたいと思います」と挨拶した。

2022年2月を最終回とする同フォーラム(全5回)の次回開催は、11月25日を予定している。

日遊協 女性活躍推進フォーラム

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