遊技機リサイクル協会は5月17日、リモート会議にて第15回定時社員総会を開催。議事では、令和2年度事業報告並びに令和3年度事業計画など5議案を審議し、原案通り承認可決となった。役員改選では新代表理事に埼玉県遊協理事長の趙顕洙氏を選任した。
第15期事業報告では、協会システムに参加している各都県方面遊協が、4組合増加し51組合中40組合となった他、遊技機メーカーでは前年度からパチンコメーカー2社、パチスロメーカー4社が参加し、パチンコメーカー32社、パチスロメーカー29社の計61社になったことを報告。さらに、令和2年度における協会システムの回収実績はパチンコが12万7614台(前年比22.74%増)、パチスロが8万5274台(同0.22%減)で合計21万2888台だったことが報告された。
第16期事業計画では、遊技機の部材の再利用の促進及び排出台の適正な処理の推進を引き続き行うことを基本方針とし、その具体的な事業内容として、①パーツリサイクルの促進、②障がい者自立支援及び高齢者雇用の支援、③排出部材・部品の利用促進及び商品開発の三本柱を促進していくこととした。