兵庫県遊連青年部会は6月18日、神戸市中央区のANAクラウンプラザホテル神戸にて第46回定時総会を開催。令和ニ年度事業報告、令和三年度事業計画など上程された全4議案は全て滞りなく原案通り可決承認された。
冒頭、挨拶に立った米田邦広部会長は、「全国遊技場青年部連合会が作成したパチンコホール換気実証実験の映像が、ホールの換気能力が他業種施設の中でも非常に優れていることをテレビやマスメディアを通じて多くの人々に知らしめることができたのは、大変画期的なことであり、業界のイメージを好転させるきっかけになったことだろう」と、コロナ禍における遊技業界を振り返った。
さらに、本年も依然として厳しい営業環境を強いられることからも、依存症対策の強化をはじめ、感染症対策や遊技機の撤去問題など山積した課題に対し、組合員の一致団結を呼びかけた他、青年部会の特色を生かした社会福祉貢献活動に注力すべく「第9回はぁ~とふるふぁんどフェスタ」の実施を発表した。
総会には兵庫県警察本部生活安全部保安課の岡村好文課長のほか、兵庫県遊連の平山龍一会長らが来賓。
岡村好文課長は、「昨年の緊急事態宣言では、大変不本意な状況で注目されることとなったパチンコ業界だが、その後はクラスターの発生もなく、逆に施設の安全性が大いにアピールできていると感じている。これも感染症予防に取り組んでこられた皆様のご努力の賜物だろう」と評価した一方で、旧規則機の計画的かつ確実な撤去に加え、感染症予防対策の強化や駐車場における子どもの車内放置事故防止に努めるよう要請。若さと英知で業界を引っ張る同組合のさらなる発展に期待を寄せた。