フィールズ 21年3月期決算は赤字転落、今期業績予想は非開示

フィールズは5月13日、2021年3月期連結決算を発表。売上高387億96百万円(前期比41.7%減)、営業損失22億41百万円(前期は7億13百万円の営業利益)、経常損失20億32百万円(同9億39百万円の経常利益)、純損失34億52百万円(同4億90百万円の純利益)の赤字に転落した。22年3月期の業績予想は開示しなかった。

グループの主力事業であるパチンコ・パチスロ事業においては、市場の購買マインド低下や新型コロナウイルスの影響により、販売台数の伸び悩みや販売スケジュールの延期を余儀なくされた結果、パチンコ・パチスロの総販売台数は9万5千台(前期は19万1千台)となった。

22年3月期は、第1四半期に発売した「ぱちんこ GANTZ極」「ぱちんこ ウルトラマンタロウ2」の販売台数が計3.5万台と順調に推移している他、パチンコ1機種、パチスロ1機種に販売を継続。第2四半期の納品に向けて「P宇宙戦艦やマント 2202 愛の戦士たち」を発表。今後の環境変化に即した商品企画・開発、マーケティングプロモーション、販売、保守に至る活動プロセスの抜本的な見直しを行い、そのプロセスをDX化していくことで、成熟市場においても効率的に収益を確保し、持続的な成長が可能な事業基盤を構築していくとしている。

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