円谷フィールズHD 第1四半期決算は営業益24.4%増、エース電研が下支えとなり利益押し上げ

円谷フィールズホールディングス

円谷フィールズホールディングスが8月9日に発表した2025年3月期第1四半期決算は、売上高が前年同期比13.7%減の261億76百万円、営業利益が同24.4%増の25億19百万円、経常利益が同52.3%増の33億28百万円、純利益は同22.6%増の16億96百万円だった。PS事業ではパチンコ機の販売台数が前年同期比79.9%減となったが、グループ入りしたエース電研が下支えとなり利益を押し上げた。

PS事業セグメントの業績は、売上高222億90百万円(前年同期比17.4%減)、営業利益20億57百万円(同9.3%増)だった。当第1四半期累計期間の遊技機販売台数は、パチンコ機が前年同期比79.9%減の8,615台、パチスロ機が同18.2%減の20,676台。パチンコ機の販売台数が減少したことから減収となったが、エース電研が同社グループ入りした効果が下支えとなり機器設置工事が増加したことに加えて、改刷対応が追い風となり、PS事業の利益を押し上げた。

コンテンツ&デジタル事業セグメントの当第1四半期の業績は、売上高35億98百万円(前年同期比14.9%増)、営業利益10億48百万円(同33.6%増)。海外MD/ライセンス収入が増加したことから、売上、利益共に前年同期を上回った。

通期の連結業績予想については前回発表を据え置き、売上高1,550億円(前期比9.2%増)、営業利益152億円(同28.5%増)、経常利益161億円(同24.3%増)、純利益116億円(同0.4%増)を見込んでいる。

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