オーイズミは12日、2021年3月期第3四半期決算を公表。これによると売上高は95億43百万円(前年同期比5.5%増)、営業利益10億27百万円(同12.4%減)、経常利益11億80百万円(同6.3%増)、純利益7億76百万円(同20.2%増)となった。
グループのコア事業である機器事業の売上高は56億16百万円(前年同期比19.8%減)、セグメント利益は7億08百万円(同33.6%減)。遊技機部門においては、12月に市場投した「パチスロ ひぐらしのなく頃に祭2」が市場において高評価を得るとともに、受注台数も堅調に推移し、当初想定販売台数を上回り、業績に大きく貢献した。一方、周辺設備機器部門においては、「樹脂研磨式メダル自動補給システム」、「多機能IC玉・メダル貸機」の拡販に注力したが、先行き不透明な状況から設備投資スタンスは抑制的で、販売状況は大変厳しいものとなった。
2021年3月期の連結業績予想については、売上高124億円(前年同期比3.4%増)、営業利益12億80百万円(同18.3%減)、経常利益14億30百万円(同6.4%減)、純利益9億円(同1.5%減)としている。