全国遊技場青年部連合会がパチンコホールの換気実証実験映像を公開

全国遊技場青年部連合会はこのほどパチンコホールでの空気の流れを“見える化”した換気実証実験を実施した。

新型コロナウイルスの感染が拡大する中、「3密」が起こりやすいとして休業要請も出されたパチンコホールだが、その誕生以来、タバコの煙やにおい対策に取り組んできており、現在では商業施設の中でも高い換気能力を備えていることが一般的だ。

しかしながら、同連合会によると、パチンコホールに対する3密のイメージは変わることなく、厳しい意見を真摯に受け止めながらも、パチンコホールは「3密」を回避できる可能性が高いということを知ってもらう努力もすべきだと考え、換気実証実験を実施した。

愛知医科大学感染症科の三鴨教授の監修のもと行われた今回の実験では、ホール内にスモークを充満させ、10分後にどの程度スモークがなくなっているかを検証。噴射開始後、ホール内に充満したスモークは徐々に排気口から排出され、実験開始から10分後には、客席付近のスモークはほぼなくなっており、パチンコホール内がしっかり換気されていることが立証された。同教授はこの実験結果を受けて、「3密」のうち、密閉対策についてはほぼ完璧で、密集と密接についても台間のアクリル板設置によって対策が取られていると評価している。

映像は、「全国遊技場青年部連合会」公式YouTubeチャンネルで公開されており、全国のパチンコホール、パチンコメーカーのホームページ等でも順次公開していくという。

・パチンコホールの換気実証実験【ショートVer】
URL:https://www.youtube.com/watch?v=pP_w4o_E2fs

・パチンコホールの換気実証実験【ロングVer】
URL:https://www.youtube.com/watch?v=Kd7SC0hxedo

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