全日遊連は9月9日付の文書で各都府県方面遊協の理事長宛てに、健全化推進機構から「立入検査時に指定された高射幸性回胴式遊技機を含め、検定又は認定の有効期限が満了した遊技機の設置状況の確認を行う予定である」との回答があったことを通達、参加組合員ホールへの周知を要請した。
全日遊連は機構が実施している遊技機検査の際に、「高射幸性回胴式遊技機の設置の有無の確認」及び「検定又は認定の有効期間が満了した遊技機の設置の有無の確認」の2点を確認事項に追加するよう、9月4日付の文書で協力を要請。機構は9月7日開催の定例理事会において協力を決議した。
機構からの回答によると、「今般、業界団体で選定された高射幸性遊技機は、機構の主力事業である遊技機の不正改造根絶の観点から考えても、新規則機に比べ『ゴトを含む不正改造がなされる可能性が高い遊技機』であると認められることから、その設置状況について情報収集することは、健全化推進活動に資するものである」として、早急に対応を開始する予定としている。