諸田理事長が再任/福島県遊連

福島県遊連は6月4日、郡山市内の福遊ビルにて第54回通常総会を開催。令和元年度事業報告、令和2年度事業計画など上程された議案は全て滞りなく原案通り可決承認され、任期満了に伴う役員改選では諸田英模理事長が再任した。

諸田理事長は新型コロナの対応において「前代未聞の休業要請を組合員の皆様方にお願いした結果、12日間(4月25日~5月6日)の全店休業が達成出来たことは、大きく評価していいのではないか」とした上で、「反面、7日以降、足並みが揃わなかったことに対しては、批判の意見があることも承知しているが、今後、第2波、第3波が来ることは否定できないため、今回の経験を活かし、改めて県遊連として団結していかなければいけない」と述べた。加えて、このような厳しい状況の中でも受動喫煙防止の対応、ギャンブル等依存問題、遊技機経過措置延長への対応など、課題はまだ残されているとし、県遊連として引き続き着実に取り組んでいくとした。

令和2年度事業計画では事業の基本方針・施策として「パチンコ・パチスロ依存問題への対応」「パチンコ・パチスロファンの回復・拡大」「安定したホール経営の確立」「将来を見据えた県遊連組織の整備」「積極的な社会貢献活動」の5項目と、重点推進事項では10項目が挙げられた。

総会に先立って行われた寄付金贈呈式では、公益社団法人福島県防犯協会連合会並びに公益社団法人福島県暴力追放運動推進センターへそれぞれ50万円の寄付金が贈呈された。

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