新メーカー「カルミナ」がお披露目会、遊技機を参考出品

ネットは8月30日、新ブランドとして新たなメーカー「カルミナ」が始動したことを発表。同日、カルミナは報道関係者に向け、「ネットからの全面的な支援を受け、回胴式遊技機メーカーとして事業を本格的に開始する運びとなった」とリリースし、9月13日に都内渋谷区のStudio Freedomにおいて、お披露目会を開いた。

お披露目会には、カルミナの佐藤圭一代表取締役が登壇。佐藤代表取締役とは20年来の仲であるパチスロライターのガル僧さんが司会進行を務めた中、実機の歌やボイスを担当した声優・徳井青空さんも魅力をアピールした。

佐藤代表取締役社長は、1994年からパチスロの開発に従事し、学生時代も入れると30年もの間パチスロに触れてきたという筋金入りの業界人であることを明かし、「情報共有はあるもののネットとは開発部門を分離しており、オリジナルパチスロをお互いが製造していく。販売はネットに一任している」と開発・販売体制を説明。

佐藤圭一代表取締役

壇上では、参考出品として「ハイドラ-30」「ミルキィホームズ」「ウェイクアップガールズ!」の3機種を公開。いずれも非液晶機となっており、コンセプトは「AAA(TRIPLE A-TYPE)」「The LIVE」の2点。「AAA」は“指示機能を使ったAタイプっぽさ”を表現したと語る上で、400・430・450という一回あたりの期待値を3つ示し、それぞれの機種に当てはめながら実機デモを行った。「The LIVE」については、音響効果やLED演出など筐体設計をメインにこだわり抜いたポイントを解説した。

佐藤代表取締役は社名「カルミナ」の由来について、ローマの詩人・ホラティウスの歌集に因んでいるとし、その中で「カルペ・ディエム(その日を摘め)」という句の一部を遊技業界に置き換え、2021年1月に訪れる遊技機の総入れ替えリミットまでに果たすべきメーカーとしての責任を誓った。

参考出品されたパチスロ機

© Carmina

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