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設定付きパチンコ、「魅力的」が4割/エンビズ・シーズDI調査

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エンタテインメントビジネス総合研究所は11月1日、パチンコ・パチスロのマーケティング事業を展開する㈱シーズとの共同で実施した「第74回パチンコ景気動向指数(DI)調査」の調査報告書を公表した。

過去1カ月の収益や売上、粗利などから判断される全般的業況は、前回調査のマイナス28.2ポイントからマイナス16.2ポイントまで改善したものの、3ヵ月後はマイナス30.1ポイントまで落ち込む見通しとなった。稼動状況は、パチンコがマイナス19.7ポイント(前回比33.2ポイント良化)、パチスロがマイナス23.7ポイント(同比0.2ポイント悪化)。3カ月後の見通しはパチンコがマイナス27.6ポイント、パチスロが46.7ポイントと、パチスロにおいて大きな落ち込みが予想されている。

また今回の調査では、トレンドウォッチとして「設定付きパチンコ」の導入状況やスペックの印象などについて質問。

導入状況については、「導入している」が78.3%、「導入していない」が21.7%と回答。調査を実施した9月時点(市場投入から1ヵ月経った段階)で、約8割のホール企業が導入している結果となった。

「設定付きパチンコ」のスペックについては、事業者全体で「魅力を感じている」(37.0%)、「どちらでもない」(39.1%)、「魅力を感じていない」(23.9%)となった。

事業者別で見てみると、導入事業者においては「魅力を感じている」(41.7%)が最も高く、「どちらでもない」(33.3%)、「魅力を感じていない」(25.0%)と続いた。一方、未導入事業者においては「どちらでもない」(60.0%)が最も高く、「魅力を感じている」「魅力を感じていない」がそれぞれ20%と、導入事業者と未導入事業者では意見の違いが見られた。

「設定付きパチンコ」の状況については、「出来るだけ6段階設定が望ましい。演出による大当たり期待度を上げることが、プレイヤーをパチンコ機のファンにするコツだと思う。2つが融合すれば、高い遊技料金で遊ぶパチンコ遊技者は必ず増える」(九州・中規模事業者)、「コーナー作りやしっかりとした打ち出しにより差別化を図ることで活かせると思う」(関東・中規模事業者)、「設定を入れるところと入れないところでは、客付きが分かれてくるのではないか」(九州・大規模事業者)、「今のところは様子を見ているのであまり積極的な導入にはなっていない」(東北・中規模事業者)、「パチスロ遊技者の興味は惹きそうだが、純粋なパチンコ遊技者、そのなかでも中高年の遊技者には難しい」(近畿・大規模事業者)といった意見が聞かれた。

また今後の導入意向を尋ねたところ、 「導入する予定がある」が最も高く84.8%。「わからない」が10.9%、「導入する予定はない」が4.3%となった。

パチンコ景気動向指数(DI)調査は、パチンコ業界における景気動向の判定を目的に、同社が2000年6月から四半期毎に実施しているアンケート調査。事業の業況や資本投資機運のほか、トレンドウォッチとしてパチンコ業界に関係する最新の事案を質問し、その結果を公表している。なお、今回の調査は今年9月13日~9月27日にかけてファックスおよびWEBアンケートにて実施し、46社のホール企業が回答した。

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