受動喫煙対策のモデル店舗をダイナムがオープン

㈱ダイナム(藤本達司代表取締役)では、完全分煙による受動喫煙防止など、健康と環境に配慮した先進モデル店舗「ダイナム宮城仙台一番町店」を12月26日にリニューアルオープンさせる。

同店は完全分煙スタイルとなり、ホール内は全席禁煙となるが、店内には喫煙専用室を設置し、休憩時等に利用できる。このほか、ホール内の禁煙化に伴う粉塵濃度削減とともに、デジタルサイネージを活用した紙ポスターの削減(=CO2削減)といった環境対策にも積極的に取り組む。

厚生労働省では2016年10月に受動喫煙対策に関する法整備案を公表。基本的な方向性として「多数の者が利用する公共的な空間については、原則として全面禁煙であるべき」との考え方を示した。同法案でパチンコホールは娯楽施設の一種として、喫煙専用室設置を可能とした上での屋内禁煙とされている。

国内では2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、公共施設や商業施設での禁煙について様々な取り組みが実施されているところ。パチンコホールも、全面禁煙店舗や分煙店舗が増加している。㈱ダイナムはホール業界の中で最も受動喫煙対策を実施している企業とされ、禁煙パチンコポータルサイト(https://johojima.com/nosmoke/)によると、全国の全面禁煙ホール75店舗(2017年12月現在)のうち、同社が34.7%(26店舗)を占めている。

㈱ダイナムは2017年12月現在、全国46都道府県に405店舗を展開。1円パチンコなどの低貸玉営業を中心とした店舗展開を推進している。

【店舗概要】
名称:ダイナム宮城仙台一番町店
所在地:宮城県仙台市青葉区一番町4丁目2-10 仙台東映プラザビル地下一階
設置台数:パチンコ213台/パチスロ112台

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