㈱マルハン(韓裕代表取締役社長)の子会社であるマルハンジャパン銀行及び大手マイクロファイナンス機関サタパナ社(=Sathapana Limited)は1月27日、カンボジア・プノンペンのラッフルズホテルルロイヤル(=Raffles Hotel Le Royal/Phnom Penh, Cambodia)にて両社の統合に関する覚書の調印式を行った。
式典では、マルハンジャパン銀行の矢部芳一取締役頭取とサタパナ社のブン・モニーCEOによる覚書の調印後、㈱マルハンの韓昌祐代表取締役会長が挨拶。韓代表取締役会長は「サタパナ銀行の誕生によってカンボジアの長期的な経済発展に寄与できることを嬉しく思う。カンボジア中央銀行の指導の下、サタパナ銀行は地域に根差したカンボジア人のための銀行となることを確信している」と語った。
新銀行の名称は『サタパナ銀行(=Sathapana Bank Plc.)』。今後、カンボジア中央銀行、商務省、関係省庁等との協議と指導の下、2015年中に正式な申請を予定している。また、両社の統合によりカンボジア全土に143の拠点をもつカンボジア第2位の商業銀行(2015年1月現在カンボジア内展開拠点ベース)となる。