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3つのお願い事項について協議――全日遊連

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全日遊連(阿部恭久理事長)は1月23日、都内港区の第一ホテル東京にて全国理事会を開催した。

理事会後の記者会見で、阿部恭久理事長は「業界はまだまだ厳しい状況は続くと思うが、皆様のお知恵を借りながら組合員の意見を取り入れ、少しでも良い状況を作っていきたい。広く業界内に情報を広めるという意味でも、皆さんの力無くしてなかなか広がっていくということは難しい。是非協力を賜りたい」と年頭の挨拶を述べた。

議事については、6団体代表者会議の開催結果を報告。その中で警察庁から要請のあった3つのお願い事項について迅速な対応を協議中だとした。このお願い事項は、①射幸性の抑制、②置引き対策、③撤去遊技機(AT・ART機)闇賭博流出を防止する枠組みの構築の3点。いずれについても迅速かつ的確に検討できる方法の再考が求められているとし、2月に開かれる次の代表者会議で具体的な案を取りまとめる方針を明かした。

他にも、10,898ホールを対象に実施した2013年分ホールにおける電気使用量等調査の集計結果、ファン創出やECO遊技機に関する定期的な意見交換を目的とする日工組との定期連絡協議会の再開について報告があった。

また阿部理事長は、お願い事項の1つである置引き対策について「沖縄県の防止ポスターようにうまくいっている事案もあるし、そういう事案を全国的に集めて方向性を決めていきたい。カード取り忘れ表示などハード面は出来ているので、ソフト面で出来ることから協議したい。娯楽の場所が犯罪の温床になっている今、(ホールが)無くてもいいのではという議論に繋がらないようにご指導を頂いているものと捉えている」と話した。

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