協会システムに滋賀、奈良が加盟/遊技機リサイクル協会

一般社団法人遊技機リサイクル協会(小田精一代表理事)は5月22日、都内文京区の東京ドームホテルにて第11回定時社員総会を開催。任期満了に伴う役員改選では、小田精一氏の続投が決定した。

挨拶に立った小田代表理事は冒頭、「昨年の滋賀県遊協に加え、29年度になるが4月には奈良県遊協にも加盟していただいたことで、私が当初から掲げていた30都府県の加盟目標をようやく達成することができた。これをひとつの区切りに、今後も未加盟の県遊協に働きかけ、参加県遊協51組合を目指したい」と意欲を述べるとともに、4月から施行されている解体の統一基準について「当協会の解体システムが9割ほど取り込まれている。同じ条件の中で解体できることになり、指定業者もスムーズに対応できたことは嬉しいニュースである」と、他に比べ厳格なシステムを運用していたことで円滑に移行できたことを報告した。5月22日現在の参加組合は、1都26県3方面の合計30組合となっている。

議事は、平成28年度事業・決算報告、平成29年度事業計画・収支予算など、上程された議案は全て原案通りに可決承認。事業報告によると、平成28年度の同協会システムによる遊技機の回収実績は、パチンコ15万4,032台(前年比26.12%減/54,470台減)、パチスロは5万5,745台(前年比12.91%減/8,265台減)となった。事業計画では、①パーツリサイクルの促進②障がい者自立支援及び高齢者雇用の支援③排出部材・部品の利用促進及び商品開発を三本柱に、引き続き未参加の各遊技機メーカーや府県方面遊協に対し、協会システムへの参加を促していくとした。

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