松原陽輔氏を理事長に再任――中国遊商

中国遊商(松原陽輔理事長)は5月14日、広島市内のANAクラウンプラザホテル広島において第45回通常総会を開催した。

総会は、組合員総数71名中、委任状を含め67名の出席により成立。議案審議では、平成26年度事業経過報告及び決算関係の承認、平成27年度事業計画及び収支予算並びに賦課金の額と徴収時期、方法の承認が上程され、いずれも原案通り承認可決された。また役員改選では、現理事長の松原陽輔氏を再任した。

冒頭、挨拶を述べた松原理事長は「今年秋以降にはのめり込み対策の一環としての機種制限など、遊技環境の変化に伴う業界への影響も懸念されているほか、遊技機不正改造の根絶、健全な中古機流通の促進、また新たなパチンコファンの開拓等は今後とも根気強く取り組むべき課題も多い。皆様方一人一人の力を借りながら団結し、課題に取り組んでいけば、必ずこの厳しい局面を打開できると確信している」と、組合運営に理解と協力を呼び掛けた。

事業報告によると、平成26年度における確認証紙の交付数は38,519件(前年度比888件増)、63,458台(同比1,113台増)と微増で推移した。また、昨年度は社会貢献活動として、昨年8月20日に広島市安佐北区地域及び同安佐南区で発生した集中豪雨による土砂災害の被災者に義援金として500万円を寄贈するとともに有志46名(2日間の延べ人数)が被災地で瓦礫や土砂の除去作業を行った。

総会終了後には感謝状・表彰状等贈呈式が催され、退任役員2名に感謝状・慰労金、永年勤続優秀社員28名に表彰状・記念品をそれぞれ贈呈し、永年尽力してきた功績を讃えた。

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